インターネット上の法律知識

 インターネットが普及したことによって、ある程度の法律知識なら容易に入手できるようになりました。
 そうなると、誰しも当然の如く次のような疑問を抱くことでしょう。

 弁護士なんかに相談せずとも、ネットで調べれば十分ではないか?

 これは、正しくもあり、間違ってもいます。

 例えば、単純な知識であれば、ネットで調べれば十分でしょう。ただ、ネットで紹介されている内容が正確かどうかは分からないという問題はありますが。

 他方で、その知識が現実の問題においてどのように役に立つかということに関しては、ネットで調べても出てきません。

 例えて言うと、マニュアル車の運転方法がネットで公開されているからといって、それですぐに誰でもマニュアル車を運転できるようになるわけではありません。
 また、仮に運転できるようになったとしても、事故を起こすかもしれませんし、目的地にたどり着くまでに大きく遠回りすることもあれば、目的地にたどり着くことすらできないという可能性もあるでしょう。

 このように、単純に知識として知っていることと、それを技術として使用できること、さらには職人並の技術として使用できることとは、全く異なります。
 したがって、単に法律知識を調べたいというだけであれば、ネットで調べたり本で調べるだけで十分ですが、その知識を自分の置かれた状況に適用するとどうなるのかという点に関しては、ネットで調べるだけでは不十分であり、時には有害ですらあります。

 当事務所の法律相談では、単純な法律知識の説明で済ませるようなことはなく、お客様の目的(ご希望)をお聴きして、その目的を達成するためには具体的にどのような方法があるのか、具体的にどうしたら良いのか、というところまでご説明しております。
 その上で、コストをかけてでもプロに依頼したいという場合には、当事務所にご依頼頂ければと思います。

この記事の執筆者

東京・大阪の二大都市で勤務弁護士の経験を積んだ後、2008年から実務修習地の札幌で葛葉法律事務所を開設。相続、離婚、交通事故、会社間の訴訟の取扱いが多め。弁護士歴約20年。
【メディア掲載歴】
・「法律事務所ガイドブック2013 頼れる身近な弁護士」(游学社)
・「財界さっぽろ」2021年12月号・特集記事【成功する経営者は士業を使う】
・「anan」2038号・特集記事【仕事も私生活も、身近な「困った」に頼れる!法律のエキスパート】

目次