相続

札幌の相続問題、
解決実績豊富な弁護士にご相談ください

遺産分割・遺言書・相続放棄でお悩みの方へ。初回相談60分無料。

弁護士 佐 瀬 達 哉

学歴・職歴

2003年 東京大学法学部卒
2003年 司法研修所入所(57期・札幌修習)
2004年 弁護士登録
2004年 西村あさひ法律事務所 勤務(東京)
2005年 弁護士法人サリュ 勤務(東京・大阪)
2008年 葛葉法律事務所 開業(札幌弁護士会所属)

メディア掲載歴

  • 「法律事務所ガイドブック2013 頼れる身近な弁護士」(游学社)
  • 「財界さっぽろ」2021年12月号・特集記事【成功する経営者は士業を使う】
  • 「anan」2038号・特集記事【仕事も私生活も、身近な「困った」に頼れる!法律のエキスパート】

メッセージ

「相続は、法律だけでなく感情も絡む複雑な問題です。皆様が安心して次のステップに進めるよう、親身にサポートいたします。」

当事務所が選ばれる理由

初回相談60分無料|安心してご相談ください

相続問題は、何から相談すれば良いか分からないものです。当事務所では、費用を気にせずお話いただけるよう、初回のご相談を60分無料としております。弁護士との相性や、解決までの道筋をご確認ください。

札幌での豊富な解決実績|信頼の証

当事務所は、札幌市及び近郊の相続問題に特化し、これまで数多くのご相談・ご依頼を解決へ導いてまいりました。複雑な遺産分割協議から遺言書作成まで、豊富な経験に基づき、最適な解決策をご提案します。

オーダーメイドの解決策をご提案

相続問題は、ご家族の状況や財産の内容によって一つとして同じものはありません。私たちは、画一的な対応ではなく、お客様一人ひとりのお話を深く伺い、ご意向を最大限に尊重した、唯一無二の解決策を立案します。

札幌での相続問題 解決事例

生前の預金引き出し。兄から1600万円を取り戻したケース

ご相談前の状況

札幌市在住のA様とB様は、お父様が亡くなり、相続手続きをお兄様が主導していました。しかし、提示された預金額1800万円は生前に聞いていた額よりかなり少なく、不信感を抱いていました。お兄様は通帳の開示を拒否し、話し合いが進まない状況で当事務所にご相談に来られました。

弁護士の提案・活動

まず、当事務所の弁護士が銀行からお父様の入出金記録を取り寄せ、徹底的に調査しました。その結果、お父様が亡くなる直前の1年間に、合計1700万円もの大金が引き出されている事実が判明しました。お兄様が話し合いに応じないため、当事務所はまず訴訟を提起し、法的な場で事実を確定させるという戦略を取りました。裁判の結果、お兄様が使途を証明できたのは100万円のみで、残る1600万円が使途不明金として確定しました。

解決後の結果

最終的に、使途不明金とされた1600万円を遺産に含めて分割することに成功。その結果、A様たちの相続分は当初の提示額から1人あたり400万円も増え、それぞれ850万円を取得することができました。訴訟を先行させたことで、円滑な解決に繋がりました。

兄が全く話を聞いてくれず、途方に暮れていました。先生方が毅然とした態度で調査を進め、私たちが知らなかった事実を明らかにしてくれたおかげです。本来受け取るべき財産を取り戻せただけでなく、長年の心のつかえが取れました。本当に感謝しています。

認知症の母の相続分700万円。調停で守り抜いたケース

ご相談前の状況

札幌市在住のA様は、お父様の遺産分割調停の場で、お母様とお兄様側の弁護士から『認知症であるお母様の相続分700万円を、お兄様に譲渡する』という説明を受けました。A様は、お母様にそんな意思があるはずがないと調停委員に訴えましたが、全く聞き入れられず、途方に暮れて当事務所にご相談に来られました。

弁護士の提案・活動

調停委員は、相手方に弁護士が付いているため、不適切な行為はないと思い込んでいると推測しました。そこで、お母様の判断能力について客観的な証拠を示す必要があると考え、A様にご協力いただき、お母様のお見舞いの際に認知症の簡易テスト(長谷川式スケール)をお母様にしていただく様子を動画で撮影しました。これは、弁護士が直接相手方本人に会えないという倫理規定を乗り越えるための、戦略的な一手でした。

解決後の結果

動画を見た調停委員は、お母様の判断能力に重大な疑いがあると判断。その後の調査官調査を経て、最終的に裁判所が成年後見人を選任しました。新しい代理人(成年後見人)が調停に参加した結果、お母様が相続分を譲渡する意思がないことが明確になり、本来の相続分である700万円を無事に確保することができました。

調停委員も兄の弁護士も話を聞いてくれず、母の大切な財産が奪われてしまうと絶望していました。先生の『お母様の様子を動画に撮って調停委員に見てもらう』という誰も思いつかないようなご提案のおかげで、事態が大きく動きました。母の権利を守っていただき、本当に感謝しています。

遺産内容が不明な状態から、遺留分5200万円を獲得したケース

ご相談前の状況

札幌市在住のA様は、疎遠だったお父様が亡くなり、祖母から連絡を受けました。遺言には『プラスの財産は祖母に、負債は子に』とあり、事業をされていたお父様の遺産が資産超過なのか債務超過なのか全く不明でした。祖母に遺産の内容を聞いても教えてもらえず、遺留分を請求すべきか、相続放棄すべきか、判断がつかない八方塞がりの状態で当事務所にご相談に来られました。

弁護士の提案・活動

当事務所の弁護士は、遺言執行者である祖母には相続人へ遺産目録を開示する義務がある点に着目。しかし、単なる請求では無視されると判断し、法的なリサーチを徹底しました。その結果、遺産目録の開示を拒否した執行者が損害賠償責任を負った裁判例を発見。この裁判例を根拠に『開示しなければ、損害賠償請求訴訟を提起する可能性がある』と通告し、法的に開示を迫るという戦略的アプローチを取りました。

解決後の結果

弁護士からの書面を受け、相手方も弁護士を立て、遺産目録が開示されることになりました。その結果、遺産は1億1000万円ものプラスの財産であることが判明。最終的に、A様は遺留分等として5200万円を取得することができ、諦めかけていた権利を無事確保することができました。

父の遺産がどうなっているか全く分からず、祖母にも相手にされず、本当にどうしていいか分かりませんでした。先生が、ただ『教えてください』とお願いするのではなく、法的な根拠を見つけ出して相手に開示を迫ってくれたおかげで、道が開けました。まさかこれほどの財産があるとは思わず、諦めずに相談して本当に良かったです。

サービス内容と弁護士費用

サービス内容着手金報酬金
法律相談初回無料(60分まで)2回目から5500円(30分ごと)
遺産分割協議・調停・審判22万円経済的利益の16.5%
訴訟(使途不明金の請求など)33万円経済的利益の16.5%
相続放棄11万円なし
遺留分侵害額請求33万円経済的利益の16.5%
遺言書の作成サポート22万円なし
成年後見の申立て22万円なし
費用の用語について
  • 着手金とは: ご依頼時にお支払いいただく費用です。結果の成功・不成功にかかわらず、原則として返金はされません。
  • 報酬金とは: 事件が成功した場合に、得られた経済的利益に応じてお支払いいただく費用です。
  • 経済的利益とは: 相手方から支払いが認められた金額や、相手方からの請求を減額できた金額などを指します。 遺産分割の場合、原則として相続により取得した財産の評価額になります。使途不明金の場合、請求者側では回収した金額、被請求者側では請求から減額した金額になります。
  • 実費とは: 上記の弁護士費用とは別に、戸籍謄本の取得費用や裁判所に納める印紙代、交通費などがかかります。

札幌の相続に関するよくあるご質問

弁護士に相談すべきか迷っています。どのような場合に相談すれば良いですか?

相続人同士で意見が対立している、遺産の内容が複雑でよく分からない、遺言書の内容に納得がいかない、といった場合は、お早めに弁護士へご相談ください。
特に札幌市内の不動産が絡むケースや、他の相続人と疎遠な場合は、トラブルに発展しやすいため専門家によるサポートが有効です。
当事務所では、ご相談者様の状況を伺い、弁護士が介入すべきかどうかも含めて的確にアドバイスいたします。
詳しくは、こちらの相続専門ページをご覧ください。
https://www.kuzunoha-law.jp/inheritance/

札幌で相続の相談をする場合、弁護士費用はどのくらいかかりますか?

当事務所では、相続に関する初回のご相談は60分無料です。安心してご相談ください。
実際に手続きをご依頼いただく場合の費用は、遺産分割協議や遺言書作成など、ご依頼内容によって異なります。ご相談時に、事案に応じた費用体系を明確にご説明いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
詳しい料金の目安は、こちらの相続専門ページでもご確認いただけます。
https://www.kuzunoha-law.jp/inheritance/

相続が発生しました。まず何から手をつければ良いですか?

まず、①遺言書の有無を確認し、次に②相続人を確定するための戸籍謄本収集、そして③相続財産の調査、という順で進めるのが一般的です。
特に、相続放棄を検討する必要がある場合は『相続の開始を知った時から3ヶ月以内』という期限があるため、迅速な対応が求められます。
当事務所では、札幌での相続手続きの初期段階からサポートいたしますので、ご不安な方はこちらの相続専門ページをご覧の上、ご相談ください。
https://www.kuzunoha-law.jp/inheritance/

弁護士に相談する最適なタイミングはいつですか?

相続トラブルは、初期段階で対応するほど円満な解決に繋がりやすいため、相続人同士で少しでも意見の食い違いが生じた時点や、手続きに不安を感じた時点が最適なタイミングです。『まだ揉めていないから大丈夫』と思わず、問題が深刻化する前にご相談いただくことをお勧めします。
当事務所では、札幌の皆様からの早期のご相談を歓迎しております。詳しくは、こちらの相続専門ページをご覧ください。
https://www.kuzunoha-law.jp/inheritance/

自分で相続手続きを進めることのリスクは何ですか?

ご自身で手続きを進めることも可能ですが、法的な知識が不十分な場合、本来もらえるはずの財産を見逃してしまったり、不利な条件で合意してしまったりするリスクがあります。また、相続人調査や財産調査の漏れ、遺産分割協議書の不備など、後々大きなトラブルに発展する可能性も少なくありません。特に札幌の不動産評価などは専門知識を要します。
確実で安心な手続きのため、専門家である弁護士にご相談ください。
https://www.kuzunoha-law.jp/inheritance/

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